顔面神経麻痺の症状が改善してきました
- 主訴
- 顔面神経麻痺
- 年齢
- ３０代
- 性別
- 女性
初診時の１年前に発症。
発症後病院でステロイド剤を使用し、１週間入院。
抗生物質と飲み薬を処方された。
２週間後から低周波＋マッサージ治療３０分のリハビリを週２回。
初期症状（涙分泌異常、聴覚過敏、味覚異常）は１ヶ月ほどでなくなり、発症後半年くらいまでは麻痺状態も良くなっているのがわかった。
その後、通っている病院では「これ以上よくならない」と言われ、顔面神経麻痺専門病院に転院。
共同運動が重くならないうちにもう少し何とか治したいと思い鍼灸治療も併用しようと千里堂へ来院。
初診時に気になるのは、
- 口周りのこわばり（右でストロー吸えず液もれする）
- まぶたが重い
治療は顔全体の血行促進を目的にした。
３、４回目から口周りがふっくらとし動きが良くなったので、目元重点へ。
定期的にスコア表や写真を渡して本人にも改善を確認してもらう。
発症当初６／４０だった表情筋スコアが、鍼灸治療を始めて半年経った時点で３０／４０に改善した。
えくぼが出てきたり、イーとしたときの口角縦皺が出てきたり、口周りの症状が主に改善してきている。 朝、顔がこわばっていたのがなくなったり、顔を動かしたときの感覚が強くなってきた等、見た目ではわからない本人の感じ方も変わってきたとのことです。
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