眠れないほどつらかった坐骨神経痛が改善

主訴: ・左下肢のしびれ（左臀部から大腿後面、下腿後面・外側面、足背第３指～５指にかけて）
・右下腿のだるさ
・排尿、排便時に腹圧をかけきれない為、出づらい（仙骨の下辺りが痛い）
・むくみ・不眠（しびれにより、眠れない）
年齢: ４０代
性別: 女性

腰痛で２０年くらい前に病院を受診し、ヘルニアと診断される。
その後、牽引に１年通うが良くならず、「そんなに辛いなら手術の方が早いかも」と言われ
ＭＲＩを撮ったが「手術するほどではない」と言われ、そのまま様子をみることに。

生理時や悪天候時は痛みが気になることが多かったが、「付き合っていくものだ」と思い、
徐々に痛みにも慣れてきて、普段は気にならないようになっていた。

千里堂初診の３週間前より、今までにないほど痛み・しびれがひどくなり、
１週間前に整形外科を受診。
腰椎ヘルニア（Ｌ４－５）、坐骨神経痛と診断を受けた。
痛み止め、炎症止め、胃薬をもらい、牽引を受けている。

何をしていても、しびれや違和感があり、同じ姿勢でいると辛くなってくる。
楽な姿勢は特になし。
前屈・仰向けが辛い。
寝るときは、正座で前にクッションを抱え、よつんばいに近い状態で、１時間寝られるかどうか。
（なので、まとまった時間は寝れず、細切れの睡眠になっている）

鍼灸治療を行うようになってから、症状が改善傾向にあり、
継続的に眠れるようになった。
３ヶ月振りに朝まで寝られたとのこと。

その他、昼間は、痛み止めの薬を飲まなくても過ごせるようになった。
排便・排尿時にも出づらい感じがしなくなったとのこと。

臀部のストレッチと、大腿四頭筋のストレッチ、仕事中のコルセット使用を勧めました。