顎関節症のための鍼灸治療

顎関節症に対する鍼灸治療は丁寧な施術が大切です。
鍼を刺して寝かせておくだけの治療ではなく、丁寧なつきっきり施術で顎関節症の治療に取り組んでいます。
駅そばの商店街内１階で、何人もの鍼灸師がいる予約制の鍼灸院です。
鍼灸が初めての方も、安心しておいでください。

顎関節症の症状は、本当につらく苦しいものです。
特に「痛み」は、他人に理解してもらえないこともあって、とても悩まされることがあります。
顎の開閉に支障があるだけでなく、耳鳴りや肩こりといった症状もあわせて発症することがあります。
精神的なストレスも増しますから、大きく体調を崩す原因にもなりかねません。

顎関節症の３大症状は、
①顎関節疼痛
②関節雑音
③開口障害
とされています。
口を開閉するというのは、生きていく上で避けられないことです。
それに問題が生じると、たとえ軽い症状であっても、仕事の効率も生活の質も、大きく損なわれてしまうのが顎関節症です。

具体的な顎関節症の症状について見てまいりましょう。

顎関節疼痛
主に顎運動時に生じます。
安静時には痛くないことが多いでしょう。
関節雑音
・クレピタス音：「じゃりじゃり」「ゴリゴリ」「ザラザラ」「ミシミシ」
・クリック音：「カクカク」「ガクガク」「パキン」
開口障害
一般に男性で４０ｍｍ以下、女性で３８ｍｍ以下を開口障害とされています。

顎関節症は、噛み合わせなどが原因のこともあれば、ストレスなどの精神的因子も含めて複合的な要因によって発症することが多いようです。
あくび、笑い、歌唱、寝違えなどをきっかけに発症することもあります。

関係する筋肉としては、咬筋、側頭筋、内側翼突筋、外側翼突筋などの咀嚼筋だけでなく、顎二腹筋、オトガイ舌骨筋、顎舌骨筋といった舌骨筋、胸鎖乳突筋なども影響しますが、顎関節の不調は、局所的な問題だけではすまないことが多いものです。

顔面頭部や首まわりのことだけではなく、顎関節症の症状の改善のためには全身状態を整えることが大切です。

丁寧なつきっきり治療をやってくれる鍼灸院を探している。
安心できる環境で治療を受けたい。
つらい症状で悩んでいるが、どんな治療が合うかわからない。
医師に診てもらっているだけでなく、他にもできることをやりたい。
少しでも症状を軽くして、生活の質をアップしたい。
土曜・日曜もやっている治療院を探している。
指名料を取られたり回数券を買わされたりしない治療院がいい。

顎関節症に対する鍼灸治療は、顎関節部の血流を促し疼痛を緩和する効果が期待されます。
肩こりや耳鳴り、頭痛を訴える方も多いため、そのような治療も併行して行うことが大切です。

顎関節症を訴える方の中には、ストレスを大きく抱えていて、日常生活でリラックスできる時間を確保できない方も多くいらっしゃいます。
リラックスする時間が少ないと、筋肉が緊張して体の力が抜けにくくなり、顎関節周囲の咀嚼筋にも常に力が入ってしまいます。
そのために咀嚼筋が緊張し、歯ぎしりなども起こしやすくなります。

鍼灸治療には高いリラックス効果も期待できるため、心身両方からのアプローチが期待できます。
顎だけの問題ではなく、自律神経や全身の血流も大きな関係があります。