自律神経失調症とは
自律神経失調症とは
自律神経失調症とは、病院で検査しても異常がみられないにもかかわらず、慢性的な肩こりやめまい、不安感など、身体に様々な症状が現れる状態のことです。
自律神経失調症は主に体の症状として現れやすい
頭重感・めまい・耳鳴り・難聴・食欲不振・胃炎・膨満感・大腸炎・便秘・下痢・頻尿・膀胱炎・動悸・息苦しい(息切れ)・慢性的な疲労感・のどの違和感・震えやけいれん・不眠症・しびれ・手足に力が入らない・・・
女性では月経痛や月経不順、不妊症などもあり、男性では性欲減退やEDなどもあります。
自律神経のバランスが崩れたことにより脳内のバランスも崩れ、それが原因で神経伝達物質の異常をきたし、うつ状態からうつ病に進行してしまうこともあると考えられています。

うつ病は主に心の症状として現れやすい
うまく頭が回らない・意慾がわかない・何に対しても興味が持てなくなる・心から笑うことができない・喜べない・一つのことに対する集中が続かない・死にたくなるなど、主にうつ病は、心に症状が出ます。
自律神経失調症の原因
症状が一人一人違うように、その原因もまた一人一人異なります。
自律神経のバランスが乱れるのには、様々な原因が複雑に絡み合っていると言われています。
生活リズムの崩れ
夜更かしの慢性、夜間勤務等による夜型生活や子供の頃からの不規則な生活習慣など、人体のリズムに反した社会環境やライフスタイル。
過度なストレス
仕事などの社会的ストレス、人間関係、精神的ストレス、環境の変化など、過剰なストレス。
自律神経失調症は男女ともにみとめられますが、今の世の中では、まだまだ女性の方が自己主張しにくく自らの感情を抑圧しがちだったりというのもあり、女性の方が明らかに多いです。
ストレスに弱い体質
子供の頃からすぐ吐く、下痢しやすい、環境が変わると眠れないなど、生まれつき自律神経が過敏で外的ストレスを感じやすい人。
また、思春期や更年期、身体が弱っていたりすると、自律神経のバランスが乱れやすいと言われます。
ストレスに弱い性格
自分の気持ちを上手く伝えられない、感情処理が下手、気持ちが切り替えられない、人の目を気にしすぎる、人と信頼関係を結ぶのが苦手、依存心が強いなど、ストレスへの抵抗力が弱い傾向にある人。
環境の変化
現代の生活は適応能力が衰えやすく、社会環境の変化、人間関係や学校・仕事の環境の変化などへの不適応や過剰適応。
食生活
食べ物でも自律神経失調症の原因となるのです。
たとえば、肉やバターなどの油分は自律神経失調症になりやすい体にしてしまいます。
逆に魚に含まれる油分は、自律神経失調症になりにくい体にすると言われています。
栄養素の過不足も自律神経失調症の原因となるので、偏った食生活にならないように食べ物にも気を付けたいところです。
自律神経失調症の関連疾患
消化器系の関連疾患
過敏性腸症候群
腸にあらわれた自律神経失調症の代表例です。
主な症状は便通の異常で、他に腹痛や腹部膨満、腹鳴、放屁なども伴います。
登校や出社前に便通の異常が起こるパターンも多く、児童・生徒の学校不適応の疾患分類では上位を占めています。
神経性嘔吐症
原因がないのに、吐き気や嘔吐が頻発するものです。
ストレスや不安、緊張などが原因となります。
たとえば、転勤や転校、昇進や進学などによって環境が大きく変化した時などに、身体的な原因がないのに吐き気、嘔吐などが頻発するようだと、この神経性嘔吐症を疑う必要があるでしょう。
循環器系の関連疾患
心臓神経症
検査で異常がないのに、動悸、胸痛、息切れ、呼吸困難、疲労感などの症状があります。
心理的ストレスが原因と考えられますが、実際には自律神経失調症というよりは不安神経症の場合も多いようです。
起立性低血圧
急に姿勢を変えた時等に、めまい、吐き気、動悸、立ちくらみ、ひどいときには脳貧血による失神を起こす症状です。
原因は血管収縮反射機能が低いからと言われています。
姿勢が変わり脳循環血流が少なくなると、自律神経が働いて血管が収縮、自動的に血液を脳に送り込みます。
しかし、この機能が低いと、瞬間的に脳の血液が少なくなり、それが原因で、めまい、立ちくらみ、脳貧血による失神などが起きるのです。
自律神経失調症や下垂体の機能低下が原因として上げられます。
呼吸器系の関連疾患
過換気症候群
突然呼吸困難になり、空気が足りないように感じ、速く荒い呼吸を続けます。
その結果、過呼吸の状態になり、血液中の二酸化炭素濃度が低下、四肢の痺れや脱力感が生じ、失神してしまうこともあります。
一般に若い女性や緊張しやすい人に多いようです。
自律神経失調が原因のこともあります。
対処法として以前は知られていた、紙袋を口に当てるペーパーバック法は、最近は危険なのでやめた方がよいと言われています。
まずは、慌てずにゆっくり呼吸しましょう。
神経系の関連疾患
偏頭痛
拍動性の頭痛で、頭の片側あるいは両側に痛みがある時があります。
また、一度痛み出すと5~70時間痛みが続きます。
一般に生理の関係で思春期の女性に多く発症し、遺伝的関係がみとめられる時もあります。
頭部の血管が過度に拡張して頭痛発作が生じ、環境の変化や心理的ストレスによって悪化することもあります。
筋緊張性頭痛
頭痛、慢性の頭重などが症状です。
頭全体を何かで締め付けられたような痛みと言われています。
原因は首や肩の筋肉が緊張、収縮するためで、精神的ストレスの他にも同一姿勢で長い間デスクワークを行った時などにも同じ症状があらわれます。
耳鼻科系の関連疾患
メニエール病
この症状の特徴は、耳鳴りや難聴を伴うめまいがあることです。
時には立っていられないほどの重度のめまいが生じることもあります。
聴覚や平衡感覚をつかさどる内耳に障害があるため発症します。
神経質で几帳面な人がストレスにさらされた時に起こることが多いようで、自律神経の乱れが関連することがあります。
このページは、千里堂治療院第105回研修会資料をもとに構成しました。
-参考-
筒井末春監修『よくわかる自律神経失調症の治し方』池田書店
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