ガン(癌・がん)に対する補完医療としての鍼灸治療

ガン治療の補完医療としての鍼灸マッサージは、丁寧な施術が大切です。
手術後の諸症状に対する治療も同様です。
鍼を刺して寝かせておくだけの治療ではなく、丁寧なつきっきり治療に取り組んでいます。
駅そばの商店街内1階で、何人もの鍼灸師がいる予約制の鍼灸院です。
鍼灸が初めての方も、安心しておいでください。

このページでは千里堂治療院がガン(癌・がん)に対する補完医療として、どのような考え方で取り組んでいるかを紹介します。

※鍼灸治療は、ガンそのものを治す治療ではありません。
※私たちは、来院された患者様に健康食品やサプリメントの購入を強要するような行為は断じておこないません。


まず、【厚生労働省がん研究助成金(課題番号:17-14)「がんの代替療法の科学的検証と臨床応用に関する研究」班】の『がんの補完代替医療ガイドブック第3版』から、鍼灸に関する項目を抜粋します。

鍼灸とは?

鍼灸(しんきゅう)治療とは、鍼(はり)を体に接触または刺入したり、艾(もぐさ)を体の上で燃焼させたりする治療法で、経穴(けいけつ)いわゆるツボを使った治療として2000年以上の歴史があります。

経穴は、経絡上に位置していて、その数は世界保健機関(WHO)で361穴と定められています。
経穴の多くは、筋肉の間、関節や骨の陥凹部、動脈の拍動部や分岐部、神経線維や血管が密集しているところなどに存在しています。

日本における鍼灸治療の歴史は古く、最近の調査でも日本人の2~3割の人が一生のうち一度は鍼灸治療を受けたことがあるとされています。
また、世界的にも110カ国以上の国々で鍼灸治療は実践されていて、それぞれの国で資格制度も整備されつつあります(日本では鍼灸師は国家資格となっています)。

鍼灸治療の目的は、がん患者さんにおける痛みや息切れなどの身体症状の軽減、心理的・精神的苦痛の軽減、生活の質(QOL)全般の改善、化学療法の副作用である吐気や嘔吐の軽減、手術後の腸閉塞の予防、乳がん治療の副作用である顔面紅潮・のぼせの治療などとなっています。

臨床試験は世界各国で多数行われており、その結果によっては、鍼灸治療ががんの医療現場に通常医療として取り入れられる日が来るかもしれません。

また基本的な考え方として、鍼灸治療は特定の病気や疾患に対して治療を行うのではなく、痛み、こり、むくみ、冷え、しびれなどさまざまな身体的症状を緩和したり除去したりすることを目的としています。
ですからがんに関しては、がんを縮小させたり消失させたりすることは決してありません。
あくまでも、現代西洋医療を補完する治療というスタンスで行うべきです。

鍼灸治療の臨床試験

数多くの臨床試験が行われています。
その結果、抗がん剤治療の副作用である嘔気や嘔吐の軽減効果や神経症状を和らげる効果があると報告されています。
また、嘔気や嘔吐は手術後の患者さんにも有効であったとのことです。
さらに、痛みなどの症状を改善し、がん患者さんの生活の質(QOL)の向上が
認められたとの報告もあります。

ただし、抗がん剤治療における嘔気・嘔吐の軽減効果は、早期のものには有効であったが、遅延性のものでは効果がなかったとされ、鍼灸治療に関してもさらなる臨床試験を行う必要があります。

鍼灸治療の注意点

鍼灸治療、特に鍼治療において気を付けておかなければならない点を取り上げます。
鍼を刺す鍼治療では、まれに出血あるいは内出血することがありますが、健康な人であれば問題となることはほとんどありません。
しかし、抗がん剤治療をして出血を止める細胞の血小板が少なくなっている場合や、がんが進行して出血しやすい状態の場合には、鍼治療を行う際に注意が必要です。
当然、専門資格を持った施術者に鍼治療をしてもらうことが重要です。

※本文に抜粋したガイドブックをPDFで載せています。
https://senrido.com/gan_guide3.pdf

補完医療としてガンに取り組む千里堂の鍼灸治療

ここでは乳がんについて取り上げていますが、他の多くのガンについても同様の考え方で取り組んでいます。

※私どもは医師ではありません。
 必ず医師の診断・診察を優先してください。

西洋医学による乳がん治療

「乳がん」は、乳腺にできる悪性腫瘍のことで、日本女性のガンの中では罹患率が最も高いガンです。
約20人に1人の女性が乳がんを経験すると言われています。

図1

乳がんは「非浸潤がん」(がんが乳管または小葉の中に留まっているもの)と「浸潤がん」に分けられ、さらに「浸潤がん」にはしこりのサイズ、リンパ節への転移、などでステージが分けられ、それによって治療が変わってきます。

一般的には手術、化学療法(抗がん剤)、内分泌療法(ホルモン療法)、放射線療法が治療の基本になっています。

化学療法、ホルモン療法には様々な副作用があります。
それらの症状を改善することに鍼灸治療が役立つことがあります。

また、リンパ節郭清後のリンパ浮腫、ガンを罹ってしまったことや乳房切除手術による喪失感、うつなども、ガンの後遺症としてあげられます。


西洋医学におけるガン治療はどんどん進化し続けています。
より良い医療を目指して、私たちも鍼灸治療という補完医療に取り組んでおりますが、必ず医師の受診と併行して受療していただくようお願いいたします。

※千里堂の治療は鍼灸治療が中心です。
手技もおこないますが、リンパドレナージではありません。

ガンに対する鍼灸治療

ガン治療が進歩し個別化していくと共に、個々に合った補完医療も求められています。

千里堂の治療では様々な不定愁訴に取り組んでおります。
手術前だけでなく、術後の症状改善にも取り組みます。

※西洋医学に取って代わる治療ではありません。
私たちは、ガンによる症状、あるいはガンに対する治療や手術後の様々な症状に
対する「補完医療」としての鍼灸治療に取り組んでおります。
患者様の苦痛を少しでも軽減できることを願い、心を込めて施術させていただきます。

>ガンの補完医療としての鍼灸を紹介している新聞記事
・朝日新聞「がん補完医療 広がる ~はり・きゅうで副作用緩和~」
・讀賣新聞「がん治療のつらさ 和らぐ」
・毎日新聞「米医学界がハリ認知 ~治療費支払い 保険でと勧告~」

ガンに対する補完医療としての鍼灸治療は

総合はり治療の60,90,120分の各コースで受けられます

千里堂の治療は、鍼を刺して寝かせておくだけのような治療ではありません。
「つきっきりで丁寧な治療」という方針でおこなっておりますので、必ず電話予約の上ご来院ください。


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