妊娠中の痔が改善した症例

主訴
年齢
20代
性別
女性

●初診時
妊娠9ヶ月
2~3年前、痔を発症。妊娠後期になり悪化。
2~3日前から、痛みと出血が止まらない。

出血:大出血ではないが、常に血がにじんでいるような状態。

痛み:2~3日前から特に痛い。常にジーンとした感じ。
   排便後に痛みが増悪することは無い。
   座ってる状態や寝返りをうち、ぶつかると痛い。

半年前、肛門科を受診。
妊娠していなければ手術をするような状態。
万が一の事を考えると薬も使えないので、出産してから治療をしましょうと言われる。
今は、産婦人科で出してもらった消炎・鎮痛の塗り薬を使っている。
薬は、ないよりはマシという感じ。

肛門から母指の先半分くらいの痔核が常に脱出している。
とても硬く、赤黒い色をしていて、触ると痛い。

●第2診
前回施術翌日から、痛み・出血ともに気にならなくなった。
恥骨・骨盤の痛みも取れたとのこと。

脱出部分、ピンク色になり、かなり柔らかくなっている。
パンパンに腫れている感じもしない。触っても痛みなし。
治療前には納まらなかったが、治療後納まる。

●第3診
痛み・出血ともに無し。脱出はしているが、違和感もない。
恥骨・骨盤の痛みもウソのように無くなったとのこと。
 
治療前、納まるが少しすると出てくる。
赤味も引き、小さくなっていて、納めやすい。

●第4診
痛み・出血ともになし。
そけい部と腰が、痛い。

脱出部分、治療後、キレイに納まる。
あと2週間しないで産まれると病院で言われている。


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