外痔と裂肛による痛みに対する鍼灸治療

主訴: 外痔、裂肛
年齢: 30代
性別: 男性

以前痛みが出たことがあるが、市販薬を使用して半月くらいで治まる。
その後再度痛みが出て、薬を使用しても強くなったので来院。
出血は紙につく程度だが、たまに便器が真っ赤に染まることもある。

患部は直径１ｃｍ強の外痔核が１つ、触れても痛みはなくしこり状に硬くなっている。
外痔の裏には見張りイボが２つあり、そこの付近を圧迫するとしみたり、少量の出血がみられたりする。

週１回のペースで来院されています。
最初の方は治療後調子がよい状態が２、３日の持続だったが、２ヶ月を過ぎた当たりから、痛みの度合いが弱くなったのと、治療後の持続が長くなり、２週間位調子がよいときもあった。
初診時の痛みを１０とすると、５くらいまで下がった。
しかし、今月に入ってから調子が悪く、排便後の痛みの持続時間が長いのと少量の出血が続いている。
ひどい時は、何もしないで立っている時にズキズキ痛むとのこと。
ズキズキする痛みがひどいときは、患部に炎症が起きている可能性もあるため、辛い物や飲酒を控えるなどの生活指導や肛門締めゆるめを徹底的におこなうなどのアドバイスをしました。