自律神経失調症の予防法

自律神経は、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、24時間働き続けています。
そのため、様々な症状が出てくる自律神経失調症。
予防するためには、健康的な生活をおくることが一番です。
分かっているという人も多いと思いますが、一度、自分自身の生活を見直してみましょう。

毎日の規則正しい生活

自律神経には、活動している日中は働きが活発になる交感神経と、夕方や夜になると休息の準備のため働きが活発になる副交感神経があります。

夜更かしや不規則な時間の食事等によって生活リズムが狂うと、この切り換えがうまくいかず、自律神経失調症を発症することがあります。

毎日の起床時間や就寝時間を一定にし、1日3回だいたい決まった時間に食事を摂るなど、生活リズムを整えることが自律神経の乱れを防ぐことにも繋がります。

質の良い睡眠を

睡眠不足も、自律神経を乱す要因です。
自律神経失調症は、交感神経が働き過ぎることが原因とされています。
副交感神経をしっかり働かせるためにも、十分な睡眠が必要なのです。

しかし、人によって最適な睡眠時間は違います。
6時間でも十分休める人もいれば、10時間眠らないとすっきりしないという人も。
自分に合った睡眠時間を見つけて、しっかり体を休めることを意識しましょう。

少し寝不足と感じた日には15分くらい昼寝をすることが、自律神経失調症の予防としてとても効果的です。
15分以上だと効果が落ちるそうですが、15分眠ることで、血圧が確実に下がることが実験により認められています。

バランスのいい食事

自律神経失調症の予防に限らず、体の健康のためにも栄養バランスの整った食事は大切です。
糖分は、血糖値を急激に上げるため体に負担がかかります。
油分は、胃や腸にも負担をかけ、体の各部で炎症を起こしやすくして、交感神経を過剰に働かせてしまいます。
タンパク質やビタミン、ミネラルをしっかり摂ると、ストレスに負けない体づくりができるので、野菜や果物を意識して摂るといいでしょう。

また、刺激というのはストレスになります。
自律神経失調症の人は、カフェインやトウガラシ、塩辛いものなどの刺激物の摂り過ぎにも気を付けましょう。

体を動かす

適度な運動も、自律神経失調症の予防に役立ちます。
しかし、運動が嫌いな人にとっては運動すること自体がストレスになってしまい、逆効果になることもあります。
そんな時は無理に運動するのではなく、生活の中で気軽にできるものを選ぶと良いでしょう。
たとえば、通勤や買い物などの際、歩く距離を長くしたり、歩くスピードを上げてみるなどして、少し散歩するだけでも十分です。

感情を発散させる

誰でもストレスは受けるものです。
重要なのは、それを溜め込まないことです。
嫌なことがあった時、誰かに話を聞いてもらうのはとても有効な手段です。
誰にも話せない悩みであれば、日記に書くなどして吐き出すと、ずいぶん楽になります。
人に迷惑のかからない所で大きな声を出してもいいですし、映画や本、音楽などを使って涙を流すのもいいです。
人は涙を流すと、心身がゆったりリラックスした状態になり、ぐっすり眠った時のようにスッキリします。

>自律神経失調症のための鍼灸治療

>自律神経失調症とは

このページは、千里堂治療院第105回研修会資料をもとに構成しました。
-参考-
筒井末春監修『よくわかる自律神経失調症の治し方』池田書店

自律神経失調症のための鍼灸治療は

総合はり治療の60,90,120分の各コースで受けられます

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